頭部死球のロッテ平沢は検査を終え万全アピール「ご心配をおかけしました」

診断は側頭部打撲、検査後に座学受講「明日の練習は大丈夫です」

 ロッテのドラフト1位・平沢大河内野手が21日、浦和球場の室内練習場でフリー打撃練習中、頭部に死球を受けた。

 平沢は投本間の18.44メートルよりも短い距離で打撃投手が投げる球を打っていた。投球が頭部を直撃すると、平沢はその場に倒れ込み、一時、現場は騒然となったが、上体を起こすと自ら立ち上がった。

 念のため、戸田市内の病院に向かった。足取りはしっかりしており、車に乗り込む際は笑顔を見せた。検査の結果、骨に異常はなく、側頭部打撲と診断された。

 病院から寮に戻ると、今年から球団が行っている座学に参加。この日は「お金と税金の基礎知識」と「マスメディアとの接し方」の50分、2コマを受講した。

 平沢は「ご心配をおかけしました。大丈夫です。講座もしっかり受けました。明日の練習は大丈夫です」とコメント。新人合同自主トレは22日も行われるが、平沢は通常メニューをこなす予定だ。

【了】

高橋昌江●文 text by Masae Takahashi

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