頭部死球のロッテ平沢、翌日はしっかりヘルメット着用 「普通にできた」

21日に打撃練習で右側頭部に死球、“大騒ぎ”に「ヤフーニュースに出ていてビックリしました」

 ロッテの平沢大河内野手が22日、浦和球場で行われた新人合同自主トレで元気に練習をこなした。21日の打撃練習で右側頭部に死球を受け、戸田市内の病院で右側頭部打撲と診断されていた。

 時折、笑顔を見せながらアップをした平沢。キャッチボールやトスバッティングをした後、ショートの守備位置でノックを受け、投内連携にも入った。守備練習を終えると、今度はロングティー。その後、室内練習場に移動し、フリー打撃を行った。

 21日は、このフリー打撃中に投球が頭部を直撃。この時、ヘルメットを被っていなかったが、この日はしっかり着用した。打席では投球を怖がる様子もなく、平沢らしいフルスイングを披露。鋭い打球を飛ばしていた。

 昼食後は、再びグラウンドに移動。ベースランニングや体幹を行い、ウエイトトレーニングで練習を終えた。どのメニューもしっかりこなし、前日の心配を吹き飛ばした。

 練習後、平沢は「大丈夫です。普通に練習できました」と笑顔。「ヤフーニュースに出ていて、ビックリしました」と、事態が大きくなったことに驚いた様子だが、それも注目度が高い証拠だ。

 ロッテの新人合同自主トレは23日が最終日。多くの期待を背負い、平沢が初めてのキャンプに挑む。

【了】

高橋昌江●文 text by Masae Takahashi

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY