車上生活で話題の22歳左腕、がん克服で新シーズンへ 「200イニングが目標」

異色ライフスタイル貫くノリス、球威低下で検査&病気発覚

 タイガースのダニエル・ノリス投手が甲状腺がんを克服したとMLB公式サイトが特集記事で伝えている。

 バンでの車上生活など異色のアウトドア派として知られる22歳の左腕は昨季ブルージェイズとタイガースで13試合に先発し3勝2敗、防御率3.75という成績を残す一方、シーズン途中に甲状腺がんの告知を受け、昨年10月に手術を受けていた。

 MLB公式サイトはノリスの今オフについて特集。がんを克服した後、ニカラグアでサーフィンに興じ、3週間ほど映像作家のベン・ムーン氏とバンで旅をするなど、これまで通り「異色のライフスタイル」を続けてきたことを伝えている。

 また、がんが発覚した際の経緯に関しても紹介。ブルージェイズで開幕を迎えたノリスは、スプリングトレーニングで印象的な活躍を見せていたが、開幕と同時に球威が低下したことを懸念したチームが、故障を疑い診察を受けさせたとしている。

 検査の結果、がんが発覚したものの、進行の具合からシーズン終了後の手術を勧められたという。ノリスは記事の中で「本当にラッキーだった」と語っている。

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