地元記者が明かす、マ軍でのイチロー 「どれだけこの男は愛されているか」
2016.01.30
偉大さは数字だけでは計れない。メジャー16年目のシーズンを迎える背番号51は、マーリンズで同僚から圧倒的な敬意を集めているという。チーム最古参の地元記者が明かしてくれた。
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チーム最古参の番記者が語るイチロー人気、「既成概念が完全にぶち壊された」

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チーム最古参、取材歴17年のクラーク・スペンサー記者【写真:編集部】

 マーリンズのイチロー外野手は今季、残り65本に迫ったMLB通算3000本安打という金字塔に挑む。ただ、その偉大さは数字だけでは計れない。メジャー16年目のシーズンを迎える背番号51は、マーリンズで同僚から圧倒的な敬意を集めているという。チーム最古参の地元記者が明かしてくれた。

 地元紙「マイアミ・ヘラルド」のクラーク・スペンサー記者は、マーリンズの番記者を17年間務めてきた。昨年、ヤンキースから第4の外野手としてマイアミにやってきたメジャー最年長野手との出会いについて、同記者はこう振り返った。

「スプリングトレーニングで自分の中の既成概念が完全にぶち壊された。このチームのスターはジャンカルロ・スタントンとホセ・フェルナンデスだと思っていたんだ。だが、それは間違いだった。

 キャンプ取材の朝、ファンはフェンス越しにイチローをひたすら求めていた。スタントンやフェルナンデスのファンの10倍だったよ。『スタントンって誰だ?』という感じだった。マイアミに日本人はほとんど住んでいない。それだけにアメージングだった。どれだけこの男は愛されているのか、それを目の当たりにして感銘したよ」

 マーリンズの主役である2014年の本塁打王スタントン、13年の新人王の右腕フェルナンデスではなく、ファンの注目はイチローに注がれていた。アメリカでも全国区のスーパースターの知名度にクラーク記者は衝撃を隠しきれない様子だった。



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