日ハムのドラ1上原、「完全に時差ボケ」もキャンプへ気合 大谷は「やばい」

「でかい」大谷に驚き、「これだけ近く見えるのに160キロ。やばい」

――栗山監督ら首脳陣が見ていた。緊張感はあったか。

「何も感じなかったです。投げる前から気付いてましたけど、たぶん、自分の中では体調面の方が先になってます」

――すぐ隣で大谷が投げていた。

「投げている時は全然気にならなかったです。自分の投球が終わってからですね。とりあえず、大谷くんは(身長193センチと)でかいじゃないですか? これまで、あまり自分(190センチ)と同じぐらいの身長はいなかったので。しかも(大谷は)横幅もあるので、距離が近く見えました。これだけ近く見えるのに160キロ。やばい、と思いました」

――アリゾナは乾燥した気候。日本に比べ滑りやすいと言われている。

「自分はそこまで気にならなかったです。全然問題なかったです。マウンドの硬さも。体の調子次第です」

――チームには上沢、近藤、松本、石川慎ら同級生が多い。

「同級生でご飯も行く機会があって。同級生は多いので気が楽と言うか、話しやすい選手が多いです。アマチュア時代から共通点のある選手もいて。グラウンド外では楽しく出来ています」

――キャンプインへ向けて。

「思い切って投げて、投げっぷりを見てもらえればと思います。思い切りやらないことには何も見えてこないと思う。ダメなところが見えたら、考えて。まだ時間はあるので、ゆっくり焦らずにやりたいです」

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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