NY紙が「ヤ軍のエースは誰?」と特集 田中は「最高の選手になる余地ある」

NY紙が過激見出しで田中に奮起期待? ヤ軍エースは「188億円男ではない」

 ヤンキースのエースの座を巡る争いについて、地元紙「ニューヨーク・ポスト」が特集を組んだ。入団3年目の田中将大投手は先発ローテーションの1番手と期待されているが、記事のタイトルは「誰がヤンキースの真のエース? おそらく1億5500万ドル男ではない」という厳しいもの。言うまでもなく、1億5500万ドル(約188億円)は田中の7年契約の総額で、日本人右腕に奮起を促すような内容となっている。

 記事では、ヤンキースが今オフに若手先発投手の補強を検討していたものの、実現していないという事実に言及。このままキャンプインまで新戦力が加わらない見込みであると伝えた。

「結果としてヤンキースは昨季と同様のローテーションでシーズンに挑むことになるだろう。マサヒロ・タナカはローテーションの1番手と目されているが、昨季はワンゲーム・プレーオフ(ワイルドカードゲーム)で敗戦投手となり、オフには右肘の骨棘除去のため手術を受けた。シーズンを通して健康なまま過ごせるかどうかという不安要素を抱えている」

 今季のローテーション事情について、特集ではこのように指摘。田中は昨季序盤に右手首を痛めて故障者リスト入りしたものの、その後は安定した投球を見せた。しかし、一発勝負のワイルドカードゲームで敗戦投手になったこと、オフに入ってから骨棘除去手術を受けたことを理由に、エースの座は盤石ではないとも見方を示している。

 そして、「ヤンキースのエースは一体誰になるのだろうか……」として、ルイス・セベリーノ、田中将大、ネイサン・イオバルディ、マイケル・ピネダ、CC・サバシア、イバン・ノバらの名前を挙げている。

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