日ハム栗山監督、今年も大谷に辛口!? 不満顔も「まぁいいや。我慢しよう」

助っ人、吉川、斎藤佑、浦野らには一定の評価も

 大谷は昨季、リーグ投手3冠の大活躍を見せ、11月の世界野球「プレミア12」では圧倒的な投球を見せた。指揮官も本当の勝負は開幕から、と分かっているが、納得いかなかったのには理由がある。

「調整は全く任せていない。今年は全員が勝負と言っている。(大谷は昨シーズンの)最後まで投げているから、特別ペースを早める必要はないけど……」

 キャンプ初日にブルペン入りした投手陣について、栗山監督は「(新外国人の)マーティン、バースは非常に安心材料。吉川も(斎藤)佑樹もバランスは良かった。浦野も良 かった」と一定の評価を与えた。大谷への期待の表れなのか。

「自分がどういうことをやろうとしているのかが、はっきりしていたら、それでいい」

 13年はベーブ・ルース以来96年ぶりの「2桁勝利&2桁本塁打」(11勝&10本塁打)をマークし、14年は打撃不振に苦しみながらも、球界を代表する投手へ成長した21歳。指揮官の辛口評価はある意味、吉兆の証しかもしれない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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