阪神退団のマートンがカブスとマイナー契約? MLB公式サイトが特集記事

「まだMLBで活躍するという自身の『未完の仕事』と共に帰国」

 さらに、マートンがメジャーデビューを果たした05年から「良いバッターであった」と評価。ただ、「パワーの部分での物足りなさが、その後のアスレチックスやロッキーズへのトレードへとつながった」とも言及している。

 そんな打者にとって転機となったのが、阪神への移籍だ。日本ではレギュラーに固定された好打者は、その能力を存分に見せつけた。記事でも「毎日プレーする機会を阪神タイガースで得たことにより、マートンの打撃面は本領を発揮した」と説明している。11年に地元紙「ニューヨーク・タイムズ」の取材に対して話したという「(日本では)しっかり守備、走塁をこなし、打率を残しながら時に本塁打も放つ」というマートンのコメントも紹介。「これまでに日本球界に挑戦してきた外国人選手とは異なるスタイルであったのだろう」と異国での成功を称えている。

 さらに、カブスの外野手事情も分析。有望株のシュワーバー、ソレアを外野両翼のレギュラーとして、コグラン、シーザーといった「魅力的な控え」もベンチにいると指摘。内野が本職のバエズ、ゾブリスト、ブライアントも外野を守ることが可能だとしている。メジャー昇格への壁は高い。

 それでも、記事では「日本からまだMLBで活躍するという自身の『未完の仕事』と共に帰国したマートン」として「ここ数年日本でレフトを主に守ってきたマートンが、どのようにフィットするかも興味深い」と期待を寄せている。

 日本での経験が、米球界でどのように生かされるのか。メジャー昇格を果たし、来日前を越える成績を残すようなことはあるのか。カブスには川崎宗則内野手もマイナー契約で加入した。日本の野球ファンには目の離せないチームとなりそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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