“鬼の福良”で巻き返しへ T-岡田への言動に見るオリ監督の妥協なき姿勢

昨季屈辱から巻き返しへ、福良監督が見せる厳しさ

 オリックスのT-岡田が1軍昇格を見送られた。9日の紅白戦では白組の「4番・左翼」で出場したが2打数無安打。福良監督は「この中に入ったら、目立ってほしい」と合格点を与えず1軍昇格は時期尚早と判断した。

 一見、ニコニコした表情で優しいイメージが強い福良監督だが、「鬼の福良」と選手たちから恐れられていた。日本ハム時代に2軍監督を務めていた頃は若手だった中田、陽岱鋼、糸井を猛練習の末に一人前に育て上げた。

 緩慢なミスは人一倍嫌いでどなり声を上げることもあれば、時には鉄拳制裁も辞さなかった。だが、ただ厳しいだけではなく選手の練習にはとことん付き合った。福良監督は「あいつが見てくださいと言うから付き合ったらえらい夜遅くまでなって大変だった」と、苦笑いを浮かべながら当時を振り返る。打者転向を決めた糸井との練習は日が落ちても本人が納得するまで指導を続けた。

 厳しさと優しさを持ち合わせる指揮官は妥協を許さない。今回も4番候補のT-岡田を容赦なくキャンプ2軍スタートに決めた。

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