日ハム栗山監督、米国で注目浴びる大谷にゲキ 「当然応えていって欲しい」

11日の韓国ロッテ戦で今季初登板へ、「見てもらう人に喜んでもらう使命ある」

 日本ハムの栗山英樹監督が9日(日本時間10日)、大谷翔平投手へ今年初めてのゲキを飛ばした。

 大谷は10日(同11日)の韓国ロッテ戦で先発する。今季初の実戦登板はパドレス、マリナーズが春季キャンプで使用するマウンド。花巻東高時代に憧れた米国の地で、スカウトなど大リーグ関係者が大挙することが予想される。

「野球の本場に来て注目されるのはいいこと。翔平には野球を通じて見てもらう人に喜んでもらう使命がある。こんないい選手がいると思ってもらうのはいいことなので、当然応えていって欲しい」

 これまで米アリゾナキャンプ中のブルペンで、大谷はキャッチボールの延長のような軽めの投球。それでも、8日の今キャンプ初の打撃投手では力感のこもった投球を披露。高卒3年目の渡辺へ18球を投げ、安打性の打球は1本もなかった。

「体の状態を見ながらやってきた。少し状態が上がるのか心配していたけど、打撃投手では大丈夫そうだと感じた。明日は何を課題として、どのように取り組んで、どのような結果になるかを楽しみにしている。本人も最初はこっちでプレーすることを夢見た。マウンドに立って、何を感じるのか、何が必要かを感じると思う」

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