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就職視野の高校球児、“激動の1年” 無名の左腕が引き寄せたプロへの切符

西武のドラフト9位・藤田航生投手。1年前は考えられなかったプロの世界に身を置く弘前工出身の左腕だ。全国的には無名の高校球児が数年後を見据え、練習に励んでいる。

将来の飛躍へ、練習に励む西武ドラ9左腕・藤田

 西武のドラフト9位・藤田航生投手。1年前は考えられなかったプロの世界に身を置く弘前工出身の左腕だ。全国的には無名の高校球児が数年後を見据え、練習に励んでいる。

 大学生では今永昇太や上原健太、高校生では高橋純平や平沢大河、オコエ瑠偉らに注目が集まった2015年ドラフト会議。NPB対象でプロ志望届を提出した高校生と大学生は合わせて159人いる。プロ志望届の提出が必要ない社会人や独立リーグも合わせ、昨年のドラフト会議で指名された選手は全部で88名(育成指名を除く)。プロを夢見る選手を含めれば、いかに狭き門か。

 1月下旬。雪が残る西武第二球場で、狭き門をくぐり抜けた西武のルーキーたちがキャンプインを前に練習していた。

 新人合同自主トレ2日目に右臀部の張りを訴えた藤田は、長い距離を走る時は別メニューだったものの、その他のメニューは他の選手と同じようにこなした。地元の青森・弘前市を出て2週間以上。「少しずつ、寮の生活にも練習にも慣れてきて、いい感じです」と、新生活にも適応。入寮時に68キロだった体重は71キロに増え、「寮のご飯がすごく美味しいんです」とあどけない笑顔を見せた。

 藤田の評判が聞こえてきたのは、昨年の春。青森県大会を見に行くと、「弘前工の左ピッチャーがいい」と各校の監督が名前を口にした。

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