今季配置転換も「変わらぬ」上原浩治 レ軍監督「彼は全てにおいて真のプロ」

「彼はレッドソックス加入後、最も喜びに満ちているように見受けられる」

 記事では、上原がキャンプ中に常に長男・一真君と行動をともにしている微笑ましい光景を描写した上で「4月3日に41歳の誕生日を迎える上原だが、その年齢は規則正しい練習を行う上での障害にはならず、また息子と時間を過ごすための余力もまだ残っている」と指摘。ファレル監督が、上原の野球に対する真摯な姿勢に一目を置いていることも紹介している。

「年齢を重ねた投手の活躍を鑑みた時、人々は彼らの十分な準備という点を見てはいない。セーブで試合を締めくくった後でさえ、彼の練習のルーティーンは非常に熱の入ったものであり、万全の体調を維持している。それこそが彼の腕の振りを維持することに繋がり、ひいては打者を欺くことにも繋がる。彼は全てにおいて真のプロだ」

 指揮官はそうコメントしている。

 また、上原自身は「自分はもうすぐ41歳になる。だから、特段違ったことはしていないです。一日一日、体調を万全にキープする上で必要な練習を繰り返し行っています。練習の量ではなく、質にこだわっています」と“反復練習”で体調を維持していることを明かしている。

 ファレル監督は「コウジはクローザーとなる前も支配的なリリーフ投手であった。役割の変化が彼に影響を与えるとは思っていない」と、今季も上原に全幅の信頼を寄せているという。記事では、「ウエハラもそれに同意している。彼はレッドソックス加入後、最も喜びに満ちているように見受けられる。そして活力に満ちている」と希望に満ちた文章で締めくくられている。

 セットアッパーとして迎える41歳のシーズンも、上原は爽快なパフォーマンスを見せてくれそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

CATEGORY