日ハム大谷、最速162キロ&圧巻投球も…栗山監督、厳しい姿勢貫く

内容悪くないも…「オレはオレで感じるモノがあった」

――スピードが出ていた。

「そう? みんながどう感じたかが大事。オレはオレで感じるモノがあった。課題というかね。正直言って、みんなが見た通りだと思う。翔平自身が楽しそうに野球をやるのはいいこと。そのために技術、結果を示していかないといけない。ただ、こちらには、その中で感じる課題があった」

――162キロを出した。

「今だから、あの球を投げられた可能性がある。体が出来上がっているというか、精度を上げようとしている段階だから、そうなったのかもしれない。もともとのベースで170キロ投げられるんだったら、今でも160キロを投げられる」

――栗山監督が求める投球とズレがあったのか。課題とは。

「見た通り、内容的にどこが悪いというのはないだろうし。ただ、投げている中でいろんなことがある」

――25日のロッテ戦(QVCマリンで)開幕投手を任せる。調整が早いと言えるか。

「オレはちょっと違った見方をしていた。ああいうスピードが出たことは間違いない。今日に関しては内容に関しては悪くなかった。完全に出来上がった選手なら調整が早い、遅いはあるだろうけど、(大谷は)そんなことを考えていてはいけない。1日出来ることを一生懸命、泥だらけにやって野球をやらないとうまくならない。出来ることをやって前へ進むしかない。もっと良くならないといけない。それをやってほしい」

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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