日ハム吉川、4回途中2失点で降板 制球面に課題

5奪三振も3四球

 日本ハムの吉川光夫投手が16日の広島とのオープン戦(鎌ヶ谷)で先発。4回途中2安打2失点だった。

 初回は2三振を奪って3者凡退。1点リードした2回はルナを四球で歩かせたが、続くエルドレッドを投ゴロ併殺打。簡単に2死を奪ったものの、新井の2試合連発となるオープン戦2号ソロで同点とされた。

 3回は2死から田中を四球で出したが、続く菊池を空振り三振に仕留めた。4回は二塁・杉谷のトンネルで先頭・丸に出塁を許し、エルドレッドの中前安打、新井の四球などで1死満塁のピンチを招いた。7番・下水流に勝ち越しの中犠飛を許したところで降板となった。

 3回2/3で72球を投げ、2安打2失点(自責は1)。5三振を奪うなど直球の威力は十分だったが、無駄な四球が目立ち3四球を出した。栗山監督から2年連続の2桁勝利を期待されるだけに、制球面は修正したいところだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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