イチローの評価指数、MLB高齢10傑で2位 金字塔へ「辿り着くこと祈ろう」

その一方で、寸評では今季の見通しを辛辣な調子で伝えている。

「3000本まで、ついに…あと…65本となった。過去数年、イチローは苦戦を強いられており、2010年以降、リーグの平均的な打者だったことが一度しかない。今季、3000本安打をついに達成することを我々は祝福することになるだろう。昨年の438打席はあまりに彼に多すぎた。もしかすると、65安打を打つためには同じぐらいの打席が必要だと心配するかもしれない。イチローが辿り着くことを祈ろう」

 昨季、イチローはシーズン91安打で打率2割2分9厘とキャリア最低の数字に終わった。今季は、厳しい声をバットで跳ね返したいところだ。

 記事で紹介されているMLB高年齢選手トップ10とキャリア通算WARは以下の通り。

1位 バートロ・コローン投手(メッツ、42歳)WAR47.9
2位 イチロー外野手(マーリンズ、42歳)WAR56.7
3位 R・A・ディッキー投手(ブルージェイズ、41歳)WAR16.1
4位 上原浩治投手(レッドソックス、40歳)WAR10.9
5位 アレックス・ロドリゲス内野手(ヤンキース、40歳)WAR114.1
6位 ランディー・チョート投手(ブルージェイズ傘下3A、40歳)WAR3.4
7位 デビッド・オルティス内野手(レッドソックス、40歳)WAR46.1
8位 ジョエル・ペラルタ投手(マリナーズ、40歳)WAR4.2
9位 マット・ソーントン投手(パドレス、39歳)WAR11
10位 ジェイソン・グリーリ投手(ブレーブス、39歳)WAR6.5

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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