秀岳館が花咲徳栄にリベンジ 接戦制し初の初戦突破

13年前の同カードでサヨナラ負け、秀岳館がリベンジ果たす

 第88回選抜高校野球大会は23日、大会4日目を迎え、第3試合は秀岳館(熊本)が花咲徳栄(埼玉)に6-5で勝利した。3回に1点を先制されたものの、その裏に一挙5点を奪って逆転。終盤粘りを見せた花咲徳栄に競り勝った。

 秀岳館が初出場となった13年前の大会で、初戦で対戦したのが花咲徳栄。当時は延長13回でサヨナラ負けを喫し、涙をのんだ。リベンジがかかったこの日、秀岳館は勝負強い打撃で得点を重ねた。

 1点を先制された直後の3回裏、1死から松尾、原田が連続ヒット。エラーと盗塁、四球で満塁とすると九鬼が2点二塁打を放ち、逆転。さらに天本の犠飛、広部のタイムリー二塁打などでこの回5点を奪った。

 1点を返された5回には天本のタイムリーヒットで突き放す。8回に3本の二塁打を浴びて1点差に詰め寄られたが、最後は3番手の有村が締めてリードを死守した。秀岳館は2003年大会初戦で敗れた相手に見事リベンジし、初の初戦突破となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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