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パ順位予想 王者ソフトバンクは「死角なし」も「食われるとしたら…」

2016年シーズンのプロ野球開幕が25日に迫っている。パ・リーグは昨季、ソフトバンクが圧倒的な強さを見せて優勝。日本シリーズでもヤクルトを寄せつけず、日本一連覇を果たした。

王者ソフトバンクを脅かすチームはどこ? 下位2球団は…

 2016年シーズンのプロ野球開幕が25日に迫っている。パ・リーグは昨季、ソフトバンクが圧倒的な強さを見せて優勝。日本シリーズでもヤクルトを寄せつけず、日本一連覇を果たした。

 今季は、かつて近鉄、日本ハムを優勝に導いた梨田昌孝氏が楽天の新監督に就任。オリックスで昨季途中から監督代行として指揮を執っていた福良淳一氏も、正式に監督としてチームを率いる。

 黄金時代を迎えているソフトバンクの3連覇を阻止するチームは出てくるのか。ヤクルト、日本ハム、阪神、横浜の4球団で捕手として活躍した野球解説者の野口寿浩氏が、順位を予想した。1月に「日本一早い順位予想」として、いち早く今季の展開を占った同氏だが、今回はキャンプ、オープン戦の内容を踏まえた上で予想順位を決めてもらった。※カッコ内は1月時点での順位予想。

○6位 楽天(6位)

 名将・梨田監督が就任も、野口氏は3年連続の最下位に沈むと予想。「少しずつ選手は揃ってきたとはいえ、まだまだですかね」と分析する。先発投手の駒不足が、最大の理由だという。

「やっぱり岩隈、マー君が抜けてからピッチャー陣はなかなか揃ってこないですからね。ようやく美馬が今年何とかなりそう。戻ってこられるのは大きいかなと思います。則本、美馬、塩見、辛島といて、釜田が戻ってこられるか。森も期待されてるほど良くないですし。安楽もどうなんだろうという感じですよね。1年間もつのかなと……」

 釜田、森、安楽とドラフト上位で指名してきた高卒の生え抜きピッチャーの成長が、巻き返しへの鍵となりそうだ。

 一方で、打線についてはメジャー通算162本塁打を誇るゴームズを獲得。オープン戦では4本塁打と長打力を見せたが、野口氏は「今は(日本球界への)“慣れ待ち”でしょうね」と指摘。適応すれば、さらなる活躍も期待できるかもしれない。2年目のウィーラーについても「良さそうですね」と、昨年以上の成績が残せると予想。「ここのチームは期待したい選手は多い」と、栗原、松井稼、岡島、藤田、銀次らの名前を挙げた。

 ただ、捕手出身の野口氏が野手での不安要素に挙げるのが、チームリーダーの嶋だ。「ちょっと成績が落ちてきているので。捕手出身の梨田さんがどこまで言うのか……」。楽天の精神的支柱として必要不可欠な存在だけに、最下位脱出には嶋の活躍も重要となる。

○5位 ロッテ(5位)

 昨季は西武を逆転してクライマックスシリーズ(CS)圏内の3位に滑りこんだが、今季は苦しい戦いになると野口氏は見ている。何よりも、今江、クルーズと2人の主力が抜けたことが大きいという。ドラ1の平沢は守備面でプロのレベルへの対応に時間がかかりそうで、新助っ人のナバーロは銃刀法違反というまさかの形で出場停止処分を受けた。

「内野が2枚抜けたのは非常に大きいです。今江、クルーズは4番を打つ実力がある2人ですからね。外せない2人だっただけに、代わりの選手を育てている時間もなかった。監督・コーチの責任でもないですよね。これだけの選手が突然、FAでいなくなられたら、苦労するのは当然です。今年1年間はそういうところで苦労するのはしょうがない。平沢は打つ方はさすがだなというところを見せていますけど、やはり守備に難があるところを見せてしまっていますし、ナバーロも1か月くらい出られないですしね」

 また、投手力にも問題を抱えていると、野口氏は指摘する。「ロッテもよく考えると先発ピッチャーがいないんですよね。去年は本当によく頑張ったほうだと思うんです」。昨季活躍したイ・デウン、チェン・グァンユウに今年はメドが立っておらず、苦しいメンバー編成となりそうだ。

「涌井は去年のように最多勝は取れないことはあっても、それに近い成績は出すと思うんです。石川も心配ない。ただ、大嶺は確かな実績があるわけじゃないので、今年も活躍できるかはまだ分からない。そう考えると、涌井と石川しかいない。期待されている二木あたりが入ってきても、(メンバー的には)厳しい。もっともっと枚数が欲しいでしょうから」

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