田中将大がブルペン入り 打席で球筋を見た同僚は復調確信「本当に堅実」

ブルペンでエルズベリーが左打席へ、「調子は良さそうだった」

 23日(日本時間24日)のナショナルズとのオープン戦で、4回を投げて2被弾を含む9安打7失点と乱調だったヤンキースの田中将大投手は26日(同27日)、ブルペンで投球練習を行った。日本人右腕が32球を投げる中、ジャコビー・エルズベリー外野手が打席へ。その球筋を観察したリードオフマンは、エースの復調に太鼓判を押した。

 ジョージ・スタインブレナー・フィールドでキャッチボールを終えた田中は、並んで投球練習を行ったCC・サバシア投手や、ラリー・ロスチャイルド投手コーチとともにブルペンに向かった。そして、20日(同21日)のブレーブス戦で手首に死球を受け、リハビリ中のエルズベリーが、左打席に入った。

「彼の調子は良さそうだった。打席からボールをよく見ることができたけど、良かった。コントロールがよく、多彩なボールを投げていた。ストライクも決まっていた。すごく流麗だったね。そして、本当に堅実なピッチングだと思う」

 2013年にレッドソックスのワールドシリーズ優勝に貢献後、ライバル球団のヤンキースと7年総額1億5300万ドル(約173億円)の大型契約を結び入団。レッドソックス時代に3度の盗塁王に輝くなど、スピードを武器にするリードオフマンは、田中の投球内容を称えた。

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