日ハム栗山監督、好投有原を絶賛 今季初勝利に「ご心配をおかけしました」

好投の有原に感謝「『航平ありがとう』と伝えました」

 日本ハムの栗山英樹監督が27日、2016年初勝利に「ご心配をおかけしました」と頭を下げて喜んだ。

 昨年リーグ新人王を輝いた2年目の有原航平が、8回6安打無失点と好投。田中賢介の5回の犠飛で挙げた1点を守りきり、1-0で完封勝利した。開幕3戦目で初勝利をつかんだ。

 昨季リーグ3冠の大谷翔平投手で25日の開幕戦を落とすなど開幕2連敗中だった。試合後、栗山監督は連敗を止めた有原を絶賛。ホッとした表情で試合を振り返りつつ、今後への課題も口にした。

――開幕3戦目で今季初勝利。

「ありがとうございます。ご心配をおかけしました! 想像していた通り、今年パ・リーグで1つ勝つのは本当に大変だと思っていた。1つ勝たないとチームが落ち着かないと思っていた」

――有原が8回無失点の力投を見せた。

「(春季キャンプから)有原と吉川と名前をずっと挙げてきた。(試合後)『航平ありがとう』と伝えました。臆することなく投げてくれた。勢いがあった。嫌な流れで投げづらかったと思うが、本当に自分を信じて勝負してくれて、よくぞ投げてくれました」

――有原は8回98球。プロ初完封もかかっていたが、9回は守護神・増井を送った。

「吉井投手コーチとも話したが、有原も開幕直後で球数以上に目いっぱい投げていたと思う。疲れもあると思うし、うちには絶対的なクローザーがいる。そこは増井を信じて。僕は迷うことなく送り出しました」

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