5打点好発進の「打者・大谷」、昨季の打撃で「納得できなかったこと」

OP戦終盤から復調の兆し、「状態は悪くなかった」

――ボールの待ち方は昨季と違いはあるか。

「コースで絞ったり、ある程度の配球のパターンも4年目で少しずつ分かってきた。ただ、基本的には来た球を振るだけです」

――オープン戦は打率2割2分7厘だったが、ラスト2試合で7打数3安打、1本塁打。復調の手応えがあったのか。

「オープン戦から状態は悪くなかったと思います。しっかり球を待って、自分の納得出来る形で球を迎えていれば、打ち取られても仕方ないと思っている。もちろん打ちたい気持ちはありますけど、自分のやりたいことをしっかりやっていれば、結果は出てくると思っている」

――逆方向の一発からオフの肉体改造の成果を感じたか。

「同じ打球が飛ぶことはないので分からないが、公式戦では練習より一伸びしてくれる感じはあります。今日もギリギリでしたけど、公式戦の雰囲気でプラスαになっている。きっちり捉えた中で出てくれば。どういう感じでも、しっかり待てていれば、ある程度の球に反応していける」

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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