日ハム大谷、自信深める2戦連発 反省も忘れず「勝ち切ることが大事」

2夜連続アーチに「結果的に強振せずに打てた」

 日本ハムの大谷翔平投手が打撃復活へ自信を深める今季2号を放った。

 30日のオリックス戦(札幌ドーム)で「6番・DH」でスタメン出場。2夜連続のアーチは、3点を追う6回無死一塁で生まれた。東明の真ん中内寄りの141キロ直球に反応。2日連続で左中間席へ2号2ランを打ち込んだ。

 1点差の7回1死一、二塁は空振り三振に倒れたが、これで野手出場2試合で打率4割2分9厘(7打数3安打)、2本塁打、7打点。得点圏打率5割で、今季の打撃復活へ上々のスタートと切った。

 4月1日のソフトバンク戦(静岡)で今季2度目の先発が予定されている。昨季は登板2日前から投手調整だったが 、今季は“解禁”された。試合後、大谷は栗山英樹監督の期待に応える一発を振り返りつつ、投打でチームに貢献する強い決意を明かした。

――本塁打を振り返って。

「感触は打った瞬間でした。打てて良かったと思いますけど、最後打ちたかったなという思いです」

――前夜は「(昨季より)いい感じで球を待てている」と振り返っていた。

「昨日と同じです。内角寄りは狙ってましたけど。内角なら真っすぐ系で来ると。狙い所としては悪くないと思います。結果的に強振せずに打てた。それが良かったなと思います」

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