2戦連発の大谷翔平、米国キャンプでMLB首脳を驚かせた打者としての能力

「大谷の評価は依然として最高級」―

 日本ハムの大谷翔平が好調な打撃を見せている。ここまで野手出場2試合で2戦連発。3月29日のオリックス戦で3ランを含む自己最多5打点と大暴れすると、翌30日にも2ランを放った。ここまで打率.429、2本塁打、7打点。投手としては開幕戦で黒星を喫したものの、プロ4年目は投打で飛躍する可能性を感じさせている。

 NPBで異次元の活躍を見せる二刀流右腕は2月のアリゾナキャンプ中にも多くのメジャー関係者から注目を浴びていた。果たして21歳は現在、メジャーでどのような評価を得ているのか。今季のスプリングトレーニングでカクタスリーグ(アリゾナ地区)首位と好調を維持するダイヤモンドバックスのデリック・ホール球団社長に今回、改めて大谷の印象を聞いた。

「次なる大物は大谷です。彼がアリゾナに来ている時には私も見に行きました。彼の投球も打撃も見ました。ヒットを打つところもね。スカウトは5人で行きました。でも、我々のチームが一番多かったわけではないと思います。全チーム、大谷を見に来ていました。大谷の評価は依然として最高級です。素晴らしい。彼はスペシャルな選手だ」

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