今季の二刀流は“打高投低”でスタート 日ハム大谷、今後の起用法に変化は?

投手で開幕から2戦白星なしは初、打者では2戦連発の好発進も栗山監督は…

 日本ハムの栗山英樹監督が2日、大谷翔平投手を今季も投手優先で起用していく方針を示した。

 大谷は1日のソフトバンク戦(静岡草薙)で先発し、6回5安打1失点。球団計測で自己最速162キロをマークするなど剛速球に力強さはあったが、スライダー、フォークが安定しなかった。

 試合後、大谷は「全体的に良くなかったです。唯一良かったことは要所で抑えたことぐらい」と納得いかない表情。開幕から2試合登板で勝ち星なしはプロ4年目で初めてのことだ。

 一方、打撃では3月29、30日のオリックス戦(札幌ドーム)で2試合連発。2日まで打率4割2分9厘(7打数3安打)、2本塁打、7打点と好成績を残している。

 昨季リーグ3冠に輝いた「投手・大谷」でやや苦しみながら、不振に苦しんだ「打者・大谷」が好スタート。“投低打高”となれば、今後の起用法が変わることはあるのか――。栗山監督は首を大きく横に振る。

「何度も言うように、(起用法は)投げることが中心になる。投げるために打つことを制限をかけることはある。打つことが投げることのマイナスになるんだったらね」

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