SB工藤監督が怒りの猛抗議 タックルで川島負傷に「危険行為」アピール

田中賢の併殺崩しのタックルに激怒、抗議実らずベンチで憮然

 ソフトバンクの工藤公康監督が3日の日本ハム戦(東京ドーム)で怒りの猛抗議を見せた。

 問題のプレーは1点リードの6回無死一、三塁の守り。中田の打球は三塁・松田の正面に飛んだ。松田は二塁・川島へ転送。しかし、ここで川島の左足に一塁走者・田中賢の併殺崩しの猛タックルが入った。

 川島は転倒。当然、一塁送球もできず、その場にうずくまったままタイムを要求した。その後、左足を引きずったまま治療のためベンチへ下がった。

 工藤監督は約5分間の猛抗議で審判団へ「危険行為」と身ぶり手ぶりでアピール。しかし、判定は覆らず、同点の6回1死一塁で再開された。

 両軍ファンがどよめきの声をあげる中、川島はそのまま負傷交代。工藤監督は判定に納得出来なかったのか、三塁ベンチへ引き上げてからも憮然とした表情のままだった。
 
【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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