苦手ホークスに初勝利 日ハム有原、進化の裏にある「約5センチの変化」

ソフトバンク相手に8回1失点で開幕2連勝、好調の秘密は?

 日本ハムの有原航平投手が3日のソフトバンク戦で進化を実感する今季2勝目を挙げた。

 最速152キロの直球、フォーク、スライダーを制球良く集め、8回7安打1失点。3者凡退は2回だけで走者を背負う投球となったが、失点は5回の高谷のスクイズのみ。対ソフトバンク戦は昨季4試合登板、0勝1敗、防御率5.25と苦手だったが、プロ初勝利。開幕2連勝を飾った。

 試合後に「去年はたくさん本塁打を打たれてますし、今日は取られても最少失点と思って投げました。5回に1点で終わったのが去年から成長した部分かなと思います」と振り返った有原。進化の舞台裏には「約5センチの変化」があった。

 昨季は軸足の右足をプレート前に置いて投げていたが、2月の春季キャンプから右足外側の半足分をプレートにかける投げ方を試していたという。今季初勝利を挙げた27日のロッテ戦(QVCマリン)でも、この投げ方だった。

「右足を(プレートの)前に置いていたのを、斜めにかけるようにしました。その方がしっくり来たので。今年はずっとこれでやっています」

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