上原&田澤は「盤石な架け橋」 Rソックス、強力救援トリオが開幕戦で躍動

日本人コンビが3者凡退の快投、完璧な仕事で守護神キンブレルにつなぐ

 今季からセットアッパーを務めるレッドソックスの上原浩治投手は5日(日本時間6日)、今季開幕戦の敵地インディアンズ戦で8回から登場。1三振を奪うなど3者凡退に仕留める好投を見せた。7回に登板した田澤純一投手も2奪三振を含む3者凡退の快投。6人斬りの圧巻救援リレーでメジャー最強クローザーと称される新加入のクレイグ・キンブレル投手につないだ。地元メディアは、日本人リリーフコンビを「盤石な架け橋」と絶賛。試合は6-2でレッドソックスが勝利している。

 今季、フリーエージェントで加入したエース左腕デビッド・プライスが6回5安打10奪三振2失点という好投を見せたマウンドを田澤が引き継いだ。4-2と2点リードの7回から登板。先頭のウリベを遊ゴロに打ち取ると、ナキンは92マイル(約148キロ)の直球で空振り三振。デービスもスライダーで空振り三振に切って取った。

 8回は、キンブレルが加入して今季からセットアッパーとなった上原が登板。キプニスをスプリットで中飛、リンドールを直球でレフトフライに打ち取り、最後はナポリをフルカウントから外角いっぱいに決まる85マイル(約137キロ)の直球で見逃し三振。田澤に続いて完璧な投球を見せ、3者凡退に仕留めた。

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