田中正義だけじゃない 今年の大学野球は「中央球界」以外に好選手が多い!?

九産大の高良は今年の活躍次第でドラフト1位指名も?

 野手では東海地区大学の中京学院大・吉川尚輝もピカイチの才能を持つ。50メートル5秒台の俊足と抜群の身体能力を生かしたショートの守備は、今年の大学球界でも一、二を争うレベルだ。全国的に名の知れた大学ではないかもしれないが、OBの広島・菊池のような選手になれるだろう。

 西に目を移すと、関西学生の近大・畠世周は最速150キロの本格派右腕、関大の183センチ右腕・吉川峻平も好素材。九州では、九産大の高良一輝が最注目だ。興南高1年夏に控え投手ながら甲子園優勝を経験した。大学3年春の全日本大学選手権では仙台大戦で16K完封を果たすなど三振の取れる本格派。今年の活躍次第では、1位指名の可能性も十分に秘めている。

 ドラフト上位候補になりそうな選手をピックアップしたが、ここに紹介しきれなかった逸材も含め、全国津々浦々に楽しみな素材は多い。その背景には、近年、地方の学校も充実した施設を作り、スポーツ推薦制度を利用して選手を集めていることがある。東京六大学や東都大学のように、野球エリートが集うリーグに負けたくないという反骨心を持って取り組んでいる学校が多いこともあるだろう。

 各リーグを勝ち抜けば6月に行われる全日本大学選手権への出場権を得る。果たして、逸材たちがこれからどんな奮闘を見せてくれるのか、楽しみに待ちたい。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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