”野戦病院”と化す日本ハム 今度は杉谷が負傷

栗山監督は「試練」をどう乗り切る?

 その他でも、正右翼手候補・岡大海外野手は「右足関節1度内反捻挫」、代打の切り札・矢野謙次外野手は「右膝の違和感」で2軍調整中。開幕スタメンが期待された19歳・浅間大基外野手は、「左膝関節炎」で6日のイースタン・巨人戦(鎌ヶ谷)で実戦復帰したばかりだ。

 先発ローテ候補だった上沢直之投手は3月下旬に右肘手術。5月下旬の実戦復帰を目指している。また、自主トレ中に左ふくらはぎ肉離れを負った石井裕也投手も開幕に間に合っていない。

 開幕から13試合で故障者続出。就任5年目でリーグ優勝を至上命題に掲げている栗山監督は、日頃から「なかなかうまくいかないが、オレは大変なことがあればあるほど試されていると思っている。(1軍で)場所が出来るということはチャンスが生まれるということ。どんな知恵を生み出せるか」と繰り返しているが、この苦境をどう乗り越えていくのか。その手腕が注目される。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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