岩隈、6回3失点で初黒星 何とかQS達成も…レンジャーズに約3年ぶり黒星

今季2試合目も苦しい投球で初白星ならず、元広島ルイスは岩隈に投げ勝ち今季初勝利

 今季2度目の先発に臨んだマリナーズ岩隈久志投手は11日(日本時間12日)、同地区ライバルのレンジャーズを相手に今季初黒星を喫した。6回を投げて8安打7奪三振1四球で3失点(自責3)。防御率は4.09。

 この日は速球の制球が定まらず、初回から4回までは毎回走者を背負う苦しい展開となった。味方打線が1点先制に成功した直後の2回、2死二塁から7番アンドラスのライト前適時打で同点。3回、4回にも1点ずつを失い、2点リードを許してしまった。

 低めに決まり始めたスプリットを決め球とした5回からは2イニング連続で3者凡退とし、さらなる失点を防ぐも、2点リードを許したまま、6回を投げ終えて97球(65ストライク)で降板した。

 6回3失点のクオリティスタート(QS)ではあったが、投球内容は数字以上に苦しいものに。5回を投げて4四死球を与えた前回登板に続き、岩隈らしさが影を潜めた登板となってしまった。

 レンジャーズを相手の黒星は、2013年7月4日以来2年9か月ぶりだった。

 一方、岩隈と投げ合う形になったレンジャーズ先発の元広島コルビー・ルイス投手は、6回4安打6奪三振1四球で1失点で今季初勝利をマーク。途中で打者13人を連続凡退と打ち取るなどの好投を披露した。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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