“不良債権”と化したサンドバルに痛烈批判 「Rソックスとの関係性は醜い」

就寝時に肩を痛めてDL入り、キャンプには体重増で現れレギュラー落ちも

 レッドソックスのパブロ・サンドバル内野手が早くも“不良債権”と化し、米メディアから痛烈な批判を受けている。スプリングキャンプから低調で、開幕スタメンを逃した強打者は、肩の故障で13日(日本時間14日)に故障者リスト(DL)入り。しかも、プレー中ではなく就寝時に患部を痛めたことから、厳しい意見が噴出している。

 CBSスポーツ(電子版)では、「サンドバルは肩を変な方向にしたまま寝てしまい、起床時に違和感を覚えたとしている」とレポート。「昨季不振に苦しんだ上に、絞りきれていない体型のままスプリングトレーニングに現れたサンドバルは、今季控えとして起用されていた。トラビス・ショウがチャンスを得て、現在、正三塁手としてプレーしている」と悲惨な現状を伝えている。

 サンドバルはジャイアンツで主砲として活躍。ポストシーズンで無類の勝負強さを発揮し、2010、12、14年と3度のワールドシリーズ制覇に貢献。「カンフー・パンダ」の愛称で絶大な人気を誇った。

 そして、14年シーズン終了後にフリーエージェントとなり、レッドソックスに5年総額9500万ドル(約104億円)の大型契約で加入。補強の目玉として期待されたが、昨季は126試合出場で打率.245、10本塁打、47打点と低調な成績に終わり、拙守でもチームの足を引っ張った。

 記事では、米ヤフー・スポーツの名物記者、ジェフ・パッサン氏のレポートを紹介。「ジェフ・パッサン記者によると、レッドソックスとサンドバルの関係性は醜いものになっているという」と言及し、関係者がヤフー・スポーツに語った話を掲載している。

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