阪神ドラ1高山、連続試合安打「10」でストップも冷静な判断力光る

最終打席で四球「収穫だと思う」

 阪神のドラフト1位・高山俊の連続安打記録が10試合でストップ。15日の中日戦(ナゴヤドーム)で「1番・左翼」で先発出場したが3打数無安打に終わった。

 初回の第1打席で三塁への強烈なライナーに倒れると、4回の第2打席は一ゴロ。6回の第3打席は遊ゴロ。8回の最終打席は3ボール1ストライクから四球を選んだ。

 中日の先発・ジョーダンの動くボールを捉えきれなかった高山は「インコースは少しシュート気味に動かしていた。そんな簡単に打たせてくれない。単純に向こうの力が上だった」と口にした。

 安打記録の継続がかかった8回の最終打席では際どい外角の直球をしっかりと見極めた。高山のバットコントロールなら、少々のボール球でもヒットにできそうな場面だったが「最後に四球を選べた。明日につながると思うし、そこは収穫だと思います」と言い切った。連続安打はストップしたが、ルーキーとは思えない冷静な判断力が高山にはある。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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