米「ドリームチーム」実現にMLBが本腰!? 最強左腕に17年WBCへの招集打診か

カーショーは「プライオリティは(MLBの)シーズン」と本音も

 カーショーは同紙の取材に対して「彼ら(MLB)はもっと参加しやすいように努力している。でも、まだ先の話。健康が最も大事なところ。特にオフの間にはね」と語り、打診の事実を認めている。

 エースには苦い記憶があることも、特集では指摘。2014年にオーストラリアでの開幕戦に臨んだドジャースは、スプリングトレーニングの日程を早めた。開幕投手を務めたカーショーは「その結果、どうだった」と振り返ったという。メジャー最強左腕は直後に背中の故障で人生初の故障者リスト入りを余儀なくされていた。

 野球版ドリームチームの実現はやはり夢で終わるのか。カーショーは記事の中で「自分の国を代表することは素晴らしいことだろう。でも、プライオリティは(MLBの)シーズンなんだ」と本音を明かしている。

 スーパースターが前向きに参戦できるシステムは実現するのだろうか。そして、前田健太投手とカーショーが同じ試合で先発するというドジャースファンにとってはたまらない対決がWBCで見られることもあるのだろうか。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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