イチロー突然の1番起用で2安打 米紙も称賛「“準備”で右に出る者いない」

2013年サイ・ヤング賞右腕から2安打

 マーリンズのイチロー外野手が21日(日本時間22日)の本拠地ナショナルズ戦で2試合連続でスタメン出場し、3打数2安打1四球2得点と活躍。右翼の守備でも美技を見せて5-1の勝利に貢献した。試合後、地元メディアは突然の1番起用にも見事に結果を残したイチローを特集。その活躍を称賛している。

 イチローは今季初めて1番に起用されると、初回、相手先発のシャーザーから中前打を放って出塁。オズナの先制3ランへとつなげた。さらに2打席目も四球で出塁すると、3点リードの5回には先頭で左前打。その後、打線がつながり、この日2度目のホームを踏んだ。

 2013年サイ・ヤング賞右腕から2安打を放っただけでなく、守備でも貢献。2回と6回に右中間への浅い打球をスライディングキャッチし、スタンドを沸かせた。

 地元紙「パーム・ビーチ・ポスト」電子版は試合後、42歳の活躍を特集し、マッティングリー監督がゴードンを休養させるために急遽イチローを1番で起用することを決断したことをレポート。「(日米通算)3300試合以上出場した経験があるなら、適応できる。イチローはこの日、3度出塁し(2安打、1四球)、スライディングキャッチする好プレーを見せ、マーリンズは5-1で勝利した」とその活躍を称賛している。

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