快投続く前田健太に米国ファン熱狂 「史上最高って日本語で何て言う?」

伝説の左腕に喩える声も「日本のバレンズエラ」

 絶賛のメッセージが飛び交い、先発ローテ2番手の左腕カズミアーよりも前田が上という声も出た。日本語で「マエケン」というハッシュタグを添えるファンもいるほど、前田人気は高まっている。

 6回1/3を投げて3安打8奪三振1四球無失点の快投の末、勝利投手の権利を持ったまま94球でマウンドを下りたことをチーム公式ツイッターが伝えると、ファンは更に熱狂。「GOAT(史上最高)って日本語で何て言ったらいいんだろう」という声から、「マエダはグリンキーより上」「ザック? 誰だっけ」というメッセージも登場。昨季、メジャー最優秀防御率を記録し、ドジャースからダイヤモンドバックスに移籍してしまったエース右腕ザック・グリンキーより上という意見も出た。

 試合前にリーグトップの0.47だった防御率は0.36まで下がった。そして、リリーフ陣が踏
ん張り、前田は3勝目を手にした。

 ドジャースは公式ツイッターで、メジャーデビュー後に先発4試合で1失点の投手がMLB史上初の快挙となったことを報告すると、ドジャースファンはさらに絶賛の嵐。「日本のバレンズエラ」「マエダマニアの時間だろう?」「マエダは本物だ。17勝できる」など興奮のメッセージを寄せている。

 バレンズエラは1981年にドジャースで新人としてMLB最長の開幕8連勝を記録した伝説のメ
キシコ人左腕。史上初めて新人王とサイ・ヤング賞を同時受賞したレジェンドに喩える声も
上がった前田は、ロサンゼルスで早くもスーパースター級の人気となっているようだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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