青木宣親、1安打2四球で3度出塁 リードオフマンとして勝利に貢献

打率は一時1割台も8回に中前打、投手からは31打席ぶりヒットで2割回復

 マリナーズの青木宣親外野手は4月30日(日本時間1日)、本拠地でのロイヤルズ戦に「1番・左翼」で出場し、3打数1安打2四球1得点。3度の出塁で1番打者としての役割を果たし、6-0での勝利に貢献した。マリナーズは2連勝となった。

 古巣との対戦となった青木は初回、先発ベンチュラの前に右飛に倒れる。しかし、マリナーズはスミスのソロ、シーガーの3ランでいきなり4点を先制した。

 2回1死一塁では一ゴロ併殺打。打率1割9分5厘と1割台に低下した青木だが、5-0となった4回の第3打席では1死一、三塁で四球。しかし、後続が倒れて追加点にはつながらなかった。

 6回は2死走者なしで四球を選ぶと、その後、満塁となってからクルーズの押し出し四球で生還。チーム6点目のホームを踏んだ。

 そして、8回。1死走者なしで2ボール1ストライクから相手守護神のデービスの直球を弾き返し、センター前ヒット。5打席目で初安打が飛び出し、この日3度目の出塁となった。ここは後続が倒れ、得点にはつながらなかった。

 青木にとってはこれが9打席ぶり(4四球含む)安打。前回のヒットは、26日(同27日)のアストロズ戦で大差がついたためマウンドに上がっていた捕手クラッツから打った22打席ぶりの一打だった。デービスからの中前打は、22日(同23日)エンゼルス戦の第1打席でトレピアノから二塁打を打って以来31打席ぶり(9四球、2犠打含む)の投手からのヒットとなった。

 マリナーズは6-0で勝利。青木は最後の1安打で打率2割台に回復し、2割5厘となった。出塁率は2割9分8厘と徐々に数字を上げている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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