ソフトバンク快勝の打のヒーロー 長谷川と中村で全打点

同点打とテラス弾の長谷川「足を使って運ぶイメージ」

 1日の西武戦に快勝し、今カードを1勝1敗1分としたソフトバンク。打のヒーローとしてお立ち台に上がったのは、長谷川勇也と中村晃の2人だ。1点を追う4回2死から長谷川が同点打を放ち、松田宣浩がつないだ直後に中村晃がライトスタンドに勝ち越し3ラン。2点差となった8回には、長谷川がテラス席に貴重な2ランを放った。

 長谷川は4回2死から放った同点打を「しっかり反応できた。“らしい”ヒット」と振り返る。

「ピッチャーが2アウトを取って少し安心したところで、必ず点を取りたいな、と思っていました」

 さらに、8回に放ったテラス弾については「打ち損じがホームラン。テラスに感謝ですね」と笑った。開幕からなかなか成績が上がらず、スタメンから外れることも多かったが、ここにきて徐々に調子を上げ、4月30日からは工藤公康監督が「長谷川くんにはいいポジション」と語る5番に座った。

「技術的には足をしっかりと使って運ぶイメージ。主に軸足(左足)です。試行錯誤してきたが、ここ数試合はようやく力強いスイングができるようになりました。しっかりと振り抜けているから飛距離が出る」

 指名打者での出場について「代打で4打席入っている感じ」と語る長谷川。1打席ごとに代打と同じ集中力を注ぎながら、これからも勝利につなげる一打を放ち続ける。

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