日ハム大谷、開幕38日目の初勝利に「長く感じた」

鍵となったスライダー

――投球を振り返って。

「あれだけ点を取ってもらって、本来ならワンサイドゲームにしないといけない。ただ、ロッテ打線も状態がいいし、粘ってチャンスを作られることが多かった」

――2回までに5点をもらったが、1点差に迫られた。

「とりあえず追いつかれないことを考えました。3回以降はしっかり1人1人抑えることが出来た。最後は点を取ってもらって、いい状態でマウンドへいけたと思います。立ち上がりは難しいですけど、なんとかしないといけない。最初から出来るようにやらないと」

――序盤は決め球のフォークが抜けることが多かった。

「最後の方は良かったが、序盤で今ひとつ、しっかり投げられてなかった。序盤から投げることが出来れば、もうちょっと違う投球になっていたと思います」

――全138球で直球は50球と割合が低かった。

「(3回以降)スライダーが通るなと思ったので。(ロッテの各打者が )ほぼ振ってこなかったですし、(アウトを)取れる球で取ろうと思いました。そのスライダーも良かったですし、全体的に変化球は良かったと思います」

――3回以降の全97球でスライダーは40球と多かった。

「カウントも取れていたし、そのおかげで直球も通りやすくなっていた。(スライダーで)全球種が投げやすくなったと思います」

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