楽天松井裕、1点リードの9回に6失点の大炎上で今季初黒星 防御率は6.91に

1本塁打含む4安打2四球、ウィーラーが満塁弾、松井稼が勝ち越し弾も…

 楽天の守護神・松井裕樹が5日の本拠地ロッテ戦で1本塁打を含む4安打2四球6失点と大炎上し、今季初黒星を喫した。

 乱打戦となった一戦で、1点リードの9回に5番手で登板。しかし、1死からナバーロに四球を与え、鈴木にセンターへのヒットを許して一、三塁。ここで清田がショートへライナーを放つと、茂木がグラブに当てながら捕球できず、内野安打でナバーロが生還。同点に追いつかれた。

 さらに、続く吉田は四球で満塁。ここで代打・井口にレフトへの2点タイムリーを浴び、勝ち越された。悲劇は終わらず、中村にはレフトへ3ランを叩きこまれ、ここで降板。ベンチでがっくりとうなだれた。

 1アウトしか取れず、まさかの6失点。4月17日のソフトバンク戦でも4失点を喫していた守護神はその後、6試合連続無失点に抑えていたが、これで防御率は6.91まで跳ね上がった。

 楽天は続く石橋も2点を失い、この回8失点で8-15で敗戦。2点を追う7回にウィーラーが逆転満塁弾、同点に追いつかれた8回には松井稼が勝ち越しソロを放つなど打線が奮起していたが、痛恨の黒星となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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