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入場者の70%以上が女性、アピール効果は絶大だが…

 この日の「タカガールデー」は、女性の入場者全員にピンクユニフォームが配布されるほか、女性を対象としたさまざまなイベントが行われるソフトバンクの人気企画。2006年に「女子高生デー」として始まり、2014年からは「タカガールデー」に進化した。

 球団関係者によると「入場者の7割以上が女性」というだけに、そこでのピンクリボン啓発活動は最も効果的だといえる。同イベントとピンクリボン啓発活動とのコラボは今年で8回目となるが、球場内での活動内容がそれほど進化していないのも事実だ。

 あくまでも「タカガールデー」というイベント興行がメインであり、ピンクリボン啓発活動は球団の善意としての取り組みであることは理解できるが、配布するピンクユニフォームのどこかにピンクリボンマークを取り入れれば、さらに興味を示してくれる女性ファンが増えるのではないだろうか。

【了】

藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura

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