イチロー、MLB16年目で通算打率は現役選手2位 唯一、上回る打者は?

2010年終了時点で打率.331を誇っていたイチロー

 1位はタイガースの主砲ミゲル・カブレラ内野手の.321で、2位がイチローの.314。3位はツインズのジョー・マウアー内野手の.313となっており、4位にエンゼルスのアルバート・プホルス内野手の.3103、5位はジャイアンツのバスター・ポージー捕手が.3095となっている。

 実況は、通算3000打席以上に立っている選手を対象として、現役では12選手が打率3割以上を打っていることを説明。イチローの通算打率は10年連続200安打を記録した2010年シーズン終了時点では通算.3310で、現役では同じ2001年にデビューしたプホルスの.3314と僅差の2位だった。その後、数字を落としており、最近5年で4度の首位打者とキャリアのピークだったカブレラに1位の座を譲ったものの、今でも2位の座を守っている。

 イチローのセンター前ヒットが生まれると、実況は淡々と「イチローは2948本目のキャリア通算安打です」と金字塔にまた歩みを進めたことに言及した。イチローがメジャー16年間で残している記録の数々は、マイアミのみならず、敵地でも敬意とともに紹介されている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY