前田健太、投手に2連発浴び2敗目 ワーストタイ4失点、最短6回途中降板

3試合連続白星なしで2連敗、シンダーガードに先制ソロ&逆転3ラン浴びる

 ドジャース前田健太投手が11日(日本時間12日)、本拠地で行われたメッツ戦に登板し、今季2敗目(3勝)を喫した。メジャー移籍以来最短となる6回途中で降板。自身メジャーワーストタイとなる4失点を喫し、さらにはメッツ先発シンダーガードに2打席連続アーチを許す結果となった。

 0-0で迎えた3回。先頭で迎えた打者シンダーガードに対し、前田はやや高めの89マイル(約143キロ)速球を投じたが、これをしっかり捉えられ右翼席に先制ソロを放り込まれた。2度目の被弾は1点リードで迎えた5回だった。2四死球で無死一、二塁とした場面。カウント2-2と追い込んだ後の5球目、外角低めに投じた「バックドア」のスライダーを豪快に振り抜かれ、左中間席に飛び込む逆転3ランとされた。

 味方打線の奮起を待ったが、6回に2連打されて無死二、三塁としたところで、2点ビハインドのまま無念の降板。5回を投げて6安打3奪三振3四死球4失点(自責4)で防御率は2.30。94球を投げて66ストライクだった。

 この日も決して状態は悪くなかったが、わずかに制球が乱れたところをメッツ打線に付け込まれ、勝敗のつかなかった試合をはさんで2連敗。3試合連続勝ちなしとなった。ドジャースは3-4で敗れた。

 次回は中4日のスケジュール通りならば、16日(同17日)に本拠地で行われるエンゼルスとの「フリーウェイシリーズ」での登板となる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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