巨人&ハムがサヨナラ勝利、阪神新井V弾、中日ナニータ規定到達…13日プロ野球

広島2位浮上、阪神マテオは10セーブ目

 プロ野球は13日、各地でセ3試合、パ1試合が行われた。

 巨人-ヤクルトは巨人が今季初のサヨナラ勝利で首位キープ。延長12回、1点ビハインドの巨人は2アウトから長野の二塁打、大田の四球と走者をためると、主将の坂本がレフト線へ逆転サヨナラツーベース。エースの菅野は9回1失点の力投を見せたが、5勝目はならなかった。ヤクルトは菅野に8回まで1安打に抑えられるも、9回に坂口のタイムリーで同点。12回には一時は勝ち越したが、最後はオンドルセクが打たれた。
 
 阪神は3-2でDeNAに勝利。同点の9回、新井がDeNAの守護神・山崎から左翼席へ2号ソロで試合を決めた。先発したエース・藤浪は7回1失点の力投だった。9回はマテオが締め、阪神は連敗を3で止めた。マテオは10セーブ目で、セでは2桁セーブ一番乗り。DeNAは2連勝でストップした。

 広島は延長戦の末、6-3で中日に勝利し、2位浮上。延長10回、2アウト三塁で田中の遊ゴロを中日の遊撃・堂上がファンブルし、三塁走者が生還。なお2アウト一、二塁で丸が中越えの2点三塁打で試合を決めた。中日は初回にビシエドが12号左越え2ランで先制。2-2の7回には野本が右中間を破る適時二塁打を放つも、3連敗となった。ナニータが規定打席に到達し、打率3割6分で首位打者争いに加わった。

 日本ハムは西武に5-4で勝利。近藤がサヨナラ打を放った。1点を追う9回裏1アウト二、三塁から2年目の浅間が同点タイムリー。さらに満塁から近藤の適時打で3連勝を収めた。5番手の宮西が今季初勝利。西武は高橋光成が7回途中自責2と粘りの投球を見せたが、3連敗となった。

【セ・リーグ】
◇巨人 3x-2 ヤクルト(東京ドーム)
勝 田原誠(2勝1敗)
敗 オンドルセク(0勝1敗)
HR【巨】村田3号

◇DeNA 2-3 阪神(横浜)
勝 高橋(3勝0敗)
敗 山崎康(1勝2敗)
S マテオ(10セーブ)
HR【阪】新井2号

◇中日 3-6 広島(ナゴヤドーム)
勝 ヘーゲンズ(2勝0敗)
敗 又吉(2勝2敗)
S 中崎(9セーブ)
HR【広】小窪1号、【中】ビシエド12号

【パ・リーグ】
◇日本ハム 5x-4 西武(札幌ドーム)
勝 宮西(1勝0敗)
敗 増田(1勝2敗)

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY