日ハム浅間、自身最多タイ3打点 土壇場で同点打「何としても打つんだと」

スター候補が9回1死で同点打、「バットに当てれば、何かが起こると」

 日本ハムの浅間大基外野手が13日の西武戦(札幌ドーム)で自身最多タイとなる1試合3打点の活躍。今季3度目のサヨナラ勝ち&初の貯金に貢献した。

 劇的なサヨナラ勝ちへ19歳が牽引した。1点を追う9回1死二、三塁。増田の149キロ直球を振り抜き、右前適時打を放った。土壇場での同点タイムリーでチームを勢いづけ、横浜高の先輩にあたる近藤の初のサヨナラ打を呼んだ。

「先輩方がつないでチャンスを作ってくれた。何としても打つんだという気持ちでした。三振は絶対にしない気持ち。バットに当てれば、何かが起こると思ってました」

 3点を追う7回1死二、三塁では、高橋光の147キロ直球を詰まりながらも中前へ。1点差に迫る2点打を打っていた。

「(5回1死三塁で)バント(セーフティースクイズ)を失敗していた。なんとしても取り返したい気持ちでした。チャンスは集中して打席に立てている。その結果がヒットにつながっているんだと思います」

 西武の先発・高橋光とは同級生。横浜高2年夏に甲子園3回戦で対戦。同大会で全国制覇した前橋育英の右腕には2打数無安打2四球に抑えられた。

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