上原浩治が連投、1回無失点で2勝目 Rソックスはオルティスがサヨナラ打

田澤もピンチで登板し好投、プレートに足を引っかけて体勢を崩す場面も

 レッドソックスの上原浩治投手は14日(日本時間15日)、本拠地で行われたアストロズ戦に6番手で登場し、今季2勝目を飾った。

 同点で迎えた延長11回に2日連続のマウンドに上がった上原は、ややボールが高めに浮きながらも、パワーのあるゴメスとカストロから2奪三振。2死からマリズニックを打ち取ったに見えたが、一塁後方にフワリとあがった打球を背走した一塁手ラミレスがグラブに当てながらも捕球できずに二塁打。アルトゥーベへの敬遠策で一、二塁とするが、最後はスプリンガーを時速79マイル(約127キロ)のスプリットで遊撃フライに打ち取り、無失点に抑えた。

 すると、直後の攻撃で2死一塁からオルティスがセンターへ二塁適時打を放ち、チームはサヨナラ勝ち。上原が勝利投手となった。

 4番手として登場した田澤純一投手は、同点の8回2死一、三塁というピンチでマウンドへ。マリズニックを三振として危機を乗り越えると、9回に再びマウンドに戻った。2死を奪った後、打席にコレアを迎えた場面で、マウンド上のプレートに足を引っかけて体勢を崩す場面も。直後にコレアにデッドボールを当て、怪我を心配したファレル監督がマウンドを訪れたが、問題はない様子だった。直後に二盗を試みたコレアを捕手が差し、回を締めくくった。

 上原は28球を投げて14ストライク、田澤は18球を投げて9ストライクだった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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