3敗目の前田健太を米メディアが不安視「球界の話題から突如、心配の種に」

地元メディアは登板間隔の影響を指摘も前田は「難しいと思っていない」

 16日(日本時間17日)に本拠地で行われたエンゼルス戦で今季3敗目(3勝)を喫したドジャース前田健太投手。同じ南カリフォルニアを拠点とするファン注目の交流戦で、今季最短KOとなる4回4失点といいところを見せられなかった。4月23日ロッキーズ戦で3勝目を手にして以来、勝敗なしを挟んで3連敗している右腕に、地元メディアから不安の声が上がっている。

 ESPN電子版では「球界の話題から、突如ドジャースの心配の種になった」と手厳しい評価を下している。日本とメジャーでの先発登板間隔の違いを指摘。さらに、最近は速球系が少なくスライダーに頼る配球が目立つことを「前の登板から回復し切れていない証拠ではないか」としている。

 ロバーツ監督は「彼と話してみたら、体は問題ないと言っていた。今後疲れがたまることはあるかもしれないが、現時点ではそれほど心配していない。私が思うに、もう少し速球を利用して、投手有利なカウントで勝負を進め、スライダーに頼り切らないようにすることが大事だろう」と話しているという。

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