“韓国50発男”はMLBトップクラスの打球速度!? 朴炳鎬は「新人王候補筆頭」

特大ホームラン連発に称賛、「朴はここまで素晴らしい働き」

 ツインズの朴炳鎬内野手が、18日(日本時間19日)時点で打率2割4分1厘、9本塁打、15打点と活躍している。韓国ネクセンでは14年に52本、15年には53本と2シーズン連続で50本塁打以上をマークしたスラッガー。開幕前まで、メジャーで通用するかは未知数と見られていたが、9本塁打はリーグトップ(カノら3人)と3本差。特大のホームランを生み出すパワーには、米メディアも注目している。

 ESPNでは、ツインズがポスティングシステム(入札制度)で朴を獲得した時の状況について、「KBOで過去2年で105本塁打を放ったとはいえ、世界最高峰のレベルでは何も証明していない状況であった」とした上で「結果として、朴はここまで素晴らしい働きをしている。シーズン序盤のア・リーグ新人王候補の筆頭格にすらなり得るかもしれない」と、その活躍を絶賛している。

 132打席で41個という三振数は「決して少なくない」と指摘しつつ、12四球については「十分に選んでいる」と評価。先週いっぱい(~5月15日)までの数字ながら、相手投手に4.26球(リーグ8位)を投げさせている点に着目し、「どれだけ相手投手が朴を警戒しているかどうか、また打者がどれだけ辛抱強く狙い球を絞っているか、という点を表している」と分析した。

 さらに、「最も良い兆候」として挙げられているのが、打球の飛距離だ。記事では、野球専門の米データサイト「ファングラフス」から、朴が44.8%の打球を強打しているというデータを引用。これはMLB全体で7番目の数字だという。

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