岩隈久志、メジャー50勝なるか 7回3失点で3勝目の権利持って降板

2試合連続QS

 メジャー通算50勝目を目指すマリナーズ岩隈久志投手は25日(日本時間26日)、本拠地で行われたアスレチックス戦に先発し、7回を8安打3失点(自責3)とし、3勝目の権利を持って降板した。

 初回を3者凡退でスタートさせた岩隈は、この日キレのあったスライダーを武器として、アスレチックス打線を攻めた。2回にデービスに先制ソロを許したが、味方打線は直後に同点に追いつくと、3回の攻撃で爆発。6点を追加して、岩隈を援護した。

 岩隈は5回に3連打で2失点したが、大量援護点と守備シフトに助けられ、6回と7回はそれぞれ打者3人で3死とし無失点で切り抜け、2試合連続のクオリティスタート(QS、6回以上を投げて自責点3以下)を記録した。

 フォーシームとツーシームでストライクゾーンを積極的に攻め、有利なカウントに持ち込む試合展開。今シーズンは苦しいスタートとなったが、球数少なく長い回を効果的に投げる本来の姿が戻ってきた。

 7回を8安打4奪三振無四球で3失点(自責3)、防御率は4.33となった。96球を投げて69ストライクだった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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