イチローのメジャーキャリアは「伝説的」 米メディアが挙げる8大ニュースは

「45盗塁連続成功」はア・リーグ記録、球宴ランニングホームランは史上初

「5」もメジャーでは衝撃的なニュースの1つだった。2001年にイチローが成し遂げた快挙は、1975年にレッドソックスの中堅手だったフレッド・リンが新人王とMVPの同時受賞を果たして以来25年ぶりの出来事。記事では、この年、イチローが首位打者(打率.350)、最多安打(242本)、最多盗塁(56)のタイトルを獲得したことも振り返っている。

「6」はイチローの代名詞の1つ。“レーザービーム”の異名を執るイチローの強肩守備は、打席以外でもファンを虜にしている。

「7」の「45盗塁連続成功」は、イチローのもう1つの武器を証明する記録だ。記事では、2006年4月19日から2007年5月17日までの約1年あまり、イチローが一度も盗塁死することがなかったことを紹介している。これはア・リーグ記録で、メジャーでは、ビンス・コールマンが1988年から翌年にかけて達成した50盗塁連続成功に次ぐ記録だという。イチローは先日、メジャー通算500盗塁を達成。現役選手では最多記録となっていることにも寸評では触れている。

「8」は記憶にも記録にも残るプレーだ。2007年、ジャイアンツ本拠地AT&Tパークで行われたオールスター戦で、イチローは史上初のランニングホームランを記録。5回に打球をライトへ飛ばしたイチローは、外野手が処理に手間取る間に快足を飛ばしてホームイン。ア・リーグを勝利へと導いた。

 FOXスポーツが独断と偏見で選んだ「8大ニュース」。イチローがレジェンド(伝説)たる理由が十二分に紹介されている。残り40本となったメジャー通算3000安打が達成されれば、このニュースが堂々たる「トップ1」に選ばれることは間違いない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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