イチロー、2961安打目は余裕の二塁打 塁間の走りに「誰が42歳と思う?」

3試合ぶり安打は“スタンディングダブル”、二塁までの走りに「滑らかですね」

 マーリンズのイチロー外野手は27日(日本時間28日)、敵地でのブレーブス戦に「1番・ライト」で2試合ぶりに先発出場し、3回の第2打席で左中間を破る二塁打を放った。メジャー通算安打を2961本に伸ばし、3000本の金字塔まで39本と迫った。余裕の“スタンディングダブル”を決めた背番号51の走塁は地元メディアから「42歳と思えない」と称賛されている。イチローはこの日、4打数1安打1得点。試合は2-4でマーリンズが敗れた。

 イチローの見せ場は3回1死走者なしの場面で訪れた。79マイル(約127キロ)のチェンジアップを捉えると、地元テレビ局「FOXスポーツ・フロリダ」の実況は3試合ぶりの安打に興奮。メジャー通算2961安打で、今季4本目の二塁打となったことを伝えた。

 すると、現役時代に阪神でプレーした元マーリンズコーチの解説者、エドゥアルド・ペレス氏は「彼の塁間の走りを見てください。滑らかですね。誰が42歳と思うでしょう」と指摘。二塁まで華麗に駆け抜けるイチローについて、惚れ惚れするように語った。

 イチローは21~23日(同22~24日)に3試合で10安打をマーク。しかし、その後の2試合は10打数無安打に終わり、26日(同27日)のレイズ戦は出場機会がなかった。イチローは打率3割5分1厘としている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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