日ハム栗山監督、中田の逆転満塁弾に「感動した」 その言葉の真意とは…

4番が3点を追う6回に値千金の一発、「こういう試合をしたかった」

 日本ハムの栗山英樹監督が2日、本拠地ヤクルト戦で逆転満塁弾を放ち、試合を決めた中田翔へ「感動しました」と賛辞を送った。

 中田は3点を追う6回1死満塁で秋吉の真ん中直球を強振。打った瞬間にそれと分かる左越え10号満塁弾を放った。通算3本目の満塁本塁打で、11年から6年連続2桁本塁打。4番のグランドスラムで試合をひっくり返し、チームは2連勝となった。

 指揮官が発した、「感動しました」の一言の真意とは…。

「(序盤は)なかなかチャンスを生かせなかったが、この感動がチームの推進力になる。やっている方は感動したと思うし、こういう試合をしたかった」

 チームのスタメンは34歳の田中賢介以外が20代の選手。最近6戦で5発目の本塁打となる逆転満塁弾を放った4番・中田もまだ27歳だ。

「本当に意味があったのなら、明日からの試合に生かせるはず。ひたすら明日生かせるように頑張ります」

 3日は巨人のエース菅野と敵地・東京ドームで対戦する。4番のフルスイングで得た「感動」を次戦へつなぎたいところだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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